お知らせ

【ヴォイス・ファクトリイ(たいらじょうマネジメント事務所)より 劇場について大切なお知らせ】

先日発表いたしました、「シアター・ジョウ」の閉館におきましては、多くの方のご理解をいただき、またファイナル公演として行った「毛皮のマリー」、そして「おつかれさまパーティ」では沢山のお客様のご来場をいただきまして、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

本日はその「シアター・ジョウ」におきまして、大切なお知らせがございます。

2010年より人形劇俳優 平常(たいらじょう)の専用劇場として、数々の作品を上演し、
多くの皆様にご来場いただいてまいりました「シアター・ジョウ」。

この度、2019年7月より「毛皮のマリー」を上演する劇場「テアトル・ド・マリー」として、
ヴォイス・ファクトリイの運営のもと、再びスタートさせていただく決定をさせていただきました。

この劇場を通して、大きな経験を積んだ平常(たいらじょう)の、次なるステップアップのため、「シアター・ジョウ」はこの5月に閉館予定でしたが、先日最終公演として上演いたしました、
「毛皮のマリー(寺山修司作)」におきまして、沢山の方々より熱い感動の思いを頂戴いたしました。それを目の当たりにし、またこの劇場でなければ伝えることができない、この作品を通して今の時代にこそ伝えるメッセージがある…。これからこの寺山修司が今に伝えるメッセージが詰まった作品を通して、そしてそれを受けとめた者として、その任務を改めて実感いたしました。

この経緯を経て、「シアター・ジョウ」を改め「テアトル・ド・マリー」として、これからもこの劇場を運営していく決断をいたしました。

今後も、この劇場からお届けする舞台のメッセージが、一人でも多くの方々に届き、そして人生をより豊かにしていただけるようなものとなるよう、挑戦の一歩を歩き出すことといたしました。
つきましては、皆様のご理解・ご支援のもと、今後このような使命を受けた劇場を末永く存続させることができますよう、劇場維持にご賛同いただける皆様の心を一つにするため、賛助会員を募る予定でございます。劇場を拠点に、お客様とともに、世の中に芸術を発信させていただけることは、私たちにとって、計り知れないほどの大きな力となります。

なお、今後は7月より「毛皮のマリー」ロングラン公演を開始予定でございます。詳細は近日発表させていただきます。

以上、大きな変更であるとともに、新たなスタートとなりますが、皆様にご理解いただけましたら 
幸いです。重ねまして、これまで「シアター・ジョウ」を支えてくださり、誠にありがとうございました。深く感謝を申し上げます。

令和元年5月18日
ヴォイス・ファクトリイ株式会社 
代表 輪嶋 東太郎