はなれ瞽女おりん
作品概要
水上勉の同名小説の舞台化。盲目の女旅芸人おりんと脱走兵である平太郎の悲恋物語。
舞台上に敷き詰められた無数の新聞紙が、北陸の美しい四季の情景や人々の魂までもを表現する圧巻の舞台演出。
たいらじょう自らによって作曲されたオリジナル楽曲が作品を盛り上げる。世代ごとに異なる人形が用いられる主人公おりんの艶やかな演技、たいらじょう自身によって演じられる平太郎役、そしてそれをとりまく様々な登場人物の見事な演じ分けは、舞台上の俳優がひとりであることを忘れさせ、物語の世界へと観客を誘う。
情感のこもった美しい台詞や芝居に誰もが涙する感動作品。
上演時間:約2時間30分(休憩含む)
スタッフ
原作:水上勉
脚本・演出・美術・作曲・人形操演:たいらじょう
演出補:輪嶋東太郎
美術制作:川口新 人形劇団プーク 他
音楽協力・演奏:滝川弥絵
舞台監督(初演):小金井伸一
舞台監督(ツアー版):上原伸二
照明:松村剛
音響(初演):西田裕子
音響(ツアー版):添田大介
黒衣(公演ごとに3名):渡邊かおり 横山真希 牛頭奈織美 藤井悠平 他
初演プロデューサー:伊藤文一(KAAT)
経歴
初演:2011年9月
ツアー初演:2013年10月